2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

7 ビーム応用 » 7.3 微細パターン・微細構造形成技術

[20p-B401-1~12] 7.3 微細パターン・微細構造形成技術

2018年3月20日(火) 13:00 〜 16:15 B401 (53-401)

山口 徹(NTT)、谷口 淳(東理大)

13:00 〜 13:15

[20p-B401-1] フェムト秒レーザー照射によりPLA表面へ形成したナノ周期構造上での細胞伸展制御

竹中 啓輔1、塚本 雅裕2、大賀 隆寛1、佐藤 雄二2、清家 翼3、吉田 実3、村井 健介4、浅井 知1 (1.阪大院工、2.阪大接合研、3.近大理工、4.産総研)

キーワード:フェムト秒レーザー、ポリ乳酸、細胞伸展制御

今日、フェムト秒レーザーを用いたナノ周期構造形成による細胞の伸展制御が期待されている。しかし、ポリ乳酸(PLA)は波長800 nmのレーザーの吸収率が低いため、フェムト秒レーザー照射による微細構造形成が困難であった。本研究では、PLAとTiを密着させ界面にレーザーを集光し、PLA表面に微細構造を形成した。微細構造を形成したPLA表面で細胞培養試験を行ったところ、溝の方向に細胞が伸展する傾向にあることが分かった。