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[20p-D104-9] トポロジカル絶縁体表面での電荷乱れによる高効率熱電変換
キーワード:トポロジカル絶縁体、熱電現象、ゼーベック効果
本研究では電荷乱れを導入したTI表面における熱電効果を理論的に研究した。またバンドの操作を行う目的でTI表面に強磁性絶縁体を接合したモデルを想定した。電荷不純物としてクーロン型の長距離ポテンシャルを導入し、有限温度でのボルツマンの輸送理論によりゼーベック係数およびZTを計算した。その結果、交換相互作用が弱い場合にZTが表面バンドの低エネルギー側で2を超えるような大きな値を取りうることがわかった。