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[20p-E201-5] ミストCVD 法によりGaCl3 原料を用いて成長したα-Ga2O3 の成長反応機構
キーワード:酸化ガリウム、超ワイドバンドギャップ半導体、ミストCVD法
α-Ga2O3は、5.3 eVのバンドギャップ値を有するUWBG半導体材料の1つであり、パワーデバイスや深紫外発光デバイスの材料として注目を集めている。α-Ga2O3は、熱的に準安定相であり600℃以上で最安定相のβ-Ga2O3に相転移し、すると考えられてきたが、ミストCVD法によりGaCl3原料を用いることで800℃という高温での成長が可能となった。本発表では、ミストCVD法によるGaCl3原料を用いたα-Ga2O3の反応機構および相転移温度の向上について報告する。