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△ [20p-F104-8] SPS法による(K, Na)NbO3系強誘電体の強誘電特性、結晶・電子構造
キーワード:結晶構造
様々な電子機器に実装されているセンサーやアクチュエーターとしてチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系強誘電体が用いられているが、酸化鉛が毒性を有することから、非鉛材料の開発が行われている。PZTにおけるモルフォトロピック相境界(MPB)に類似した構造をもつニオブ酸カリウムナトリウム(KNN)は有望な非鉛代替材料と考えられている1)。しかし、KNNは難焼結性であるため、特性と結晶構造の関係については未解明な部分が多い。そこで本研究では、(K0.45Na0.55)NbO3に焼結助剤としてCuOを添加し、焼結時にスパークプラズマ焼結(SPS)を用いた。また、放射光X線回折を用いた結晶・電子構造解析を行うことで、CuO, SPSによる強誘電特性への影響を明らかにすることを目的とする。