[20p-P2-1~13] 3.4 生体・医用光学

[20p-P2-10] 複数の照射周波数によるマイクロ波CTの高速再構成

〇(BC)樫坂 涼太¹、細見 直正²、寺島 寛成¹、中山 遥香¹、吉岡 杏華¹、湯村 七海¹、花島 朋弥³、寺西 大⁴、長山 好夫³、山口 聡一朗¹ (1.関西大シス理、2.関西大理院、3.日本大理工、4.広島工大)

キーワード：マイクロ波、再構成、乳癌

マイクロ波CTによる画像診断において短時間で簡易CT画像を高速計算する手法を考案する。乳癌の早期診断では直径2mm, 比誘電率50の乳癌組織を撮像する場合、1 GHzを用いると癌組織を捉えることはできず、6 GHzを用いた場合複素振幅には癌組織の位置形状の情報が反映される。撮像対象物のサイズに応じて照射周波数を適切に選択し、両者の複素振幅データの相違に基づいて簡易再構成を計算処理することで素早くCT画像を得る方法を検討する。