[20p-P2-1~13] 3.4 生体・医用光学

[20p-P2-3] 中空光ファイバガスセルを用いた紫外吸収分光による終末呼気分析

〇平山 文香¹、片桐 崇史¹、松浦 祐司² (1.東北大工、2.東北大医工)

キーワード：紫外吸収分光法、呼気分析

生体疾患の非侵襲診断として期待されている呼気分析は，肺胞内の成分が検出できる終末呼気の分析が必要となる．我々のグループでは長光路かつ低容量なガスセルとして中空光ファイバを採用し，リアルタイム測定が可能な紫外分光法の利用を提案した．
呼気中のアセトン濃度は血糖値との相関性について報告があるため，重回帰分析によりアセトンの定量化を検討した．アセトンを説明変数に加えて分析を行った結果，スペクトルが一致し決定係数が向上した．