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[20p-P3-2] 回折格子を用いた伝搬型表面プラズモン生成と光電界電子放出
キーワード:伝搬型表面プラズモン、光電界電子放出
回折格子に中赤外パルスを照射したときに誘起される表面プラズモンと光電界放出過程について、観測される電子収量と光電子スペクトルをもとに考察を行った。光電子収量は表面プラズモンが共鳴的に励起される入射角度において劇的に増大していることが分かった。この結果は、局在型プラズモンによる局所的な電場増強を、伝搬型プラズモンが強め合う方向に変調しているためと考えられる。