2018年第65回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[20p-P3-1~6] 3.6 超高速・高強度レーザー

2018年3月20日(火) 13:30 〜 15:30 P3 (ベルサール高田馬場)

13:30 〜 15:30

[20p-P3-6] カーボンナノチューブ可飽和吸収特性を付与したトロイド微小光共振器

熊谷 傳1、廣田 直弥1、佐藤 克哉2、並木 洸樹2、堀 敦裕1、牧 英之2,3、田邉 孝純1 (1.慶應理工電子、2.慶應理工物情、3.JSTさきがけ)

キーワード:微小光共振器、可飽和吸収、カーボンナノチューブ

トロイド微小光共振器は,光を小さな領域に強く閉じ込めることが可能であり,その共振器内では光と物質の相互作用を極限まで高めることが可能である.そのため,省エネルギーかつ高繰り返しなパルス光源としての応用が期待されている.しかし,実際にパルス光を得るためにはロバストなモード同期素子が必要不可欠である.本研究では,超高速,広帯域かつ小型な可飽和吸収体として知られるカーボンナノチューブ(CNT)をトロイド微小光共振器と組み合わせ,その可飽和吸収特性を明らかにすることを目的とした.