9:15 AM - 9:30 AM
[18a-B12-2] Activation mechanism of oxygen reduction reaction for Fe phthalocyanine derivative
Keywords:Fe phthalocyanine, Catalyst, First-principles calculations
本研究では、密度汎関数理論に基づく第一原理計算を用いて、ピリジン環を有する鉄フタロシアニンの誘導体 (FeAzPc-4N) の酸素還元反応に対する触媒性を評価した。外環に窒素を含まないFePcよりもFeAzPc-4Nは最大電極電位 (UMax) が高かった。FePcを誘導体化することでORRに対する触媒性が向上することが示唆された。一方、窒素をさらに多く含むピラジン環を有するFeAzPc-8NではFeAzPc-4NよりUMaxが低くなった。講演では実験結果との整合性についても議論する。