2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

2 放射線 » 2.2 検出器開発

[19a-C213-1~7] 2.2 検出器開発

2019年9月19日(木) 10:00 〜 11:45 C213 (C213)

前畑 京介(九大)

10:00 〜 10:15

[19a-C213-1] HfO2-PLS搭載MPPCシンチレーション検出器による高エネルギーX線測定

岸本 俊二1、戸田 明宏2 (1.KEK物構研、2.東京インキ(株))

キーワード:シンチレーション検出器、放射光X線、酸化ハフニウム・ナノ粒子

酸化ハフニウム・ナノ粒子を40wt%まで高濃度に添加したプラスチック・シンチレータ(HfO2-PLS、大きさ:~2.4×2.8 mm, 厚さ:2.8 mm)をガイガーモードで動作するシリコン・アバランシェフォトダイオード(MPPC、浜松ホトニクスS13360-3025)に装着してシンチレーション検出器としての性能をテストした。57.6 keVのX線ビームにより検出効率(30.8±0.1)%、時間分解能(FWHM)0.27+/-0.06 nsを得た。