2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

16 非晶質・微結晶 » 16.2 エナジーハーベスティング

[19a-E303-1~6] 16.2 エナジーハーベスティング

2019年9月19日(木) 09:00 〜 10:30 E303 (E303)

小野 新平(電中研)

09:45 〜 10:00

[19a-E303-4] 電力設備における無線センシング用電源としての磁歪式振動発電モジュールの開発

伊藤 雅彦1、南谷 保2、上野 敏幸2 (1.電中研、2.金沢大)

キーワード:振動発電、磁歪、状態監視

無線センシング技術を活用したインフラ設備の状態監視・計測には、センサノードを電源メンテナンススフリーで運用する技術の確立が重要であり、振動発電などのエネルギーハーベスティング技術の活用が期待されている。磁歪式振動発電は、構成が堅牢で、過酷な条件下でも使用でき、電力設備向けの振動発電技術として期待できる技術である。今回我々は、最新型の磁歪式振動発電素子の基礎性能を確認し、これを用いて、実際の電力設備の小さな振動から無線センサノードを駆動できうる出力の発電が可能な振動発電モジュールを試作した。