[19p-E203-1~9] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[19p-E203-8] 細胞内の蛍光スペクトル変化に基づく細胞状態評価手法の開発

〇安國 良平¹、井出 敬佑¹、山田 壮平¹、岡野 和宜¹、細川 陽一郎¹ (1.奈良先端大物質)

キーワード：一細胞解析、メカノバイオロジー、細胞操作

機械刺激に対する細胞の生理応答を調べる手法として、我々は水中に集光されたフェムト秒レーザーが誘起する衝撃力の利用を提案している。複雑な分子ネットワークで構成される分子応答の全体像を理解し制御するために、蛍光色素の蛍光スペクトル形状が細胞内環境に依存して変化することに基づき、レーザー誘起衝撃力の作用による個々の細胞状態の変化を包括的に評価する手法を開発する。