1:30 PM - 3:30 PM
[19p-PB3-19] Study of Electrical Damage Introduced into p-Type GaN by Ar+ Ion Bombardments
Keywords:p-type GaN, Ar plasma, electrical damage
本発表では、直流グロー放電によりAr+イオンを照射したp型GaN膜にショットキーダイオードを作製し、C-V法と光容量過渡分光法を用いて電気的ダメージ評価を行ったので報告する。Ar+イオン照射により、有効アクセプター濃度|Na-Nd|が膜表面では大きく減少し、膜内部では大きく増加する傾向を示し、Ar+イオン照射時間が増加する程Mgアクセプターが内方拡散していることが分かった。また、Ar+イオン照射により価電子帯上~2.0eV, ~3.2eV付近に存在する2つの欠陥準位が顕在化することが分かった。これらの準位はそれぞれVGa-Hn, Mg-VNであると推測される。