2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.4 アナログ応用および関連技術

[20a-C207-1~7] 11.4 アナログ応用および関連技術

2019年9月20日(金) 09:00 〜 10:45 C207 (C207)

堺 健司(岡山大)

09:30 〜 09:45

[20a-C207-3] 高バランスグラジオメータ用交差型HTS-SQUIDインダクタの検討

塚本 晃1、安達 成司1、波頭 経裕1、押久保 靖夫1、田辺 圭一1 (1.超電導センシング組合)

キーワード:高温超電導SQUID、グラジオメータ、バランス

地磁気中移動環境下でHTS-SQUID磁気センサを利用するためには、磁場偏差に対してのみ感度を持つ高バランスなグラジオメータが必要と考えている。通常のHTS-SQUID直結型薄膜グラジオメータでは、SQUIDインダクタが均一な磁場に対して感度を有するため1/10000以下の高いバランスを得るのが困難であった。本研究では、SQUIDインダクタの均一磁場感度を低減させるため交差型構造のSQUIDインダクタを検討し,バランス1/10000以下達成の見通しを得た。