[20a-PB1-1~15] 9.4 熱電変換

[20a-PB1-10] 進化的アルゴリズムによる有機無機ペロブスカイト化合物の安定構造探索と熱電特性

〇山本 久美子¹、飯久保 智^1,2 (1.九工大生命体、2.JST-CREST)

キーワード：熱電、進化的アルゴリズム、ペロブスカイト

有機無機ペロブスカイト化合物CH₃NH₃SnI₃は高い電気伝導度と低い熱伝導率を有し、熱電材料としての利用が期待されている。しかしながら、CH₃NH₃SnI₃は安定性の低さが課題であり、結晶構造の安定化に向けてさらなる調査が必要である。そこで本研究では、初期条件として結晶構造の制約がなく、様々な結晶構造の安定構造探索ができる進化的アルゴリズムを有機無機ペロブスカイト化合物に適用し、新規熱電材料の探索を行った。