2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

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[20p-PB1-1~13] 6.5 表面物理・真空

2019年9月20日(金) 13:30 〜 15:30 PB1 (第二体育館)

13:30 〜 15:30

[20p-PB1-6] 分子動力学法による有機ナノ薄膜のせん断特性解析

多田 和広1、向川 慶汰1、金原 光尊1、宮下 侑也2、安田 雅昭2、平井 義彦2 (1.富山高専、2.阪府大院工)

キーワード:ナノトライボロジー、分子動力学

近年,ナノスケールの半導体デバイスの需要が高まっている.対応するナノ加工プロセスとして,ナノインプリント等が注目されている.機械部品についても同様にマイクロ・ナノスケール化が進み、MEMS/NEMS等の研究・開発が行われている.ナノインプリントにおいては,アライメントや有機材料の充填,離型時のモールド-有機材料界面の摩擦特性[1],MEMS/NEMSにおいては部材界面での潤滑特性についての課題が残されており,ナノトライボロジー現象に関しては未解決な課題も多い.
本研究では,ナノトライボロジー現象の基礎的知見を得ることを目的とし,分子動力学法を用いて,ナノスケールの隙間を有する基板に挟まれた有機材料のせん断特性を解析した.