2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[21a-E303-1~12] 2.4 加速器質量分析・加速器ビーム分析

2019年9月21日(土) 09:00 〜 12:30 E303 (E303)

大野 雅史(東大)、木寺 正憲(理研)、三宅 泰斗(理研)

11:30 〜 11:45

[21a-E303-9] 山形大学における高感度加速器質量分析装置を用いた応用研究

森谷 透1、武山 美麗1、櫻井 敬久2、宮原 ひろ子3、大山 幹成4、斉藤 久子5、岡田 靖6、〇門叶 冬樹1,2 (1.山形大AMSセンター、2.山形大理、3.武蔵美、4.東北大植物園、5.千葉大法医、6.木文研)

キーワード:加速器質量分析

2010年に東北・北海道地区の大学法人として初めて高感度加速器質量分析装置を導入した。本装置を用いて以下の応用研究を行っている。1)樹木年輪中の炭素14(<sup>14</sup>C)濃度の高精度測定の結果から太陽活動の周期長の変化を調べる研究;2)身元不明の遺体の歯からエナメル質を抽出し<sup>14</sup>C濃度を測定し死亡年を調べる研究;3)薬物動態試験のための基礎研究。本学会では、これらの応用研究の現状を報告する。