2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.5 有機太陽電池

[21p-E101-1~6] 12.5 有機太陽電池

2019年9月21日(土) 13:45 〜 15:15 E101 (大講堂)

但馬 敬介(理研)

14:00 〜 14:15

[21p-E101-2] 薄型ナノグレーティング基板を用いた超柔軟有機太陽電池の高効率化

〇(M1)高桑 聖仁1,2、ホ スーウォン2、木村 博紀1,2、福田 憲二郎2、染谷 隆夫2,3、伹馬 敬介2、梅津 信二郎1 (1.早大創造理工、2.理研、3.東大工)

キーワード:超柔軟有機太陽電池、超薄型ナノグレーティング基板、高効率化

超柔軟有機太陽電池 (OPV)の実用化には更なる発電効率(PCE)の向上が重要とされている。フレキシブル基板へのマイクロ/ナノパターニングを行うことでPCEを向上することが報告されているが、従来手法で1 µm厚の超薄型基板にパターニングする事は、加工時に基板に加わる熱ダメージなどの問題から困難であった。本研究では1 μmの超薄型基板背面側へのナノパターン形成手法を新たに開発し、有機太陽電池の効率を改善することに成功したので報告する。