2:30 PM - 2:45 PM
[21p-E208-5] Observations of biomolecular reactions on surface plasmons on oxide semiconductors
Keywords:Surface plasmon, Oxide semiconductor, Infrared
酸化物半導体SPRは金属と比較して、SPR励起に必要な電子数が実行的に少ないため、光電場増強が弱い傾向にある。本講演では、誘電体・金属ヘテロ構造を用いたnearly-guided SPRモードを用いて、赤外域でSPR励起の光電場増強を酸化物半導体で実現した。特に、赤外領域で300 nm近傍の光閉じ込め効果を達成し、それは高い表面センシング性能を初めて実証した。薄膜表面への高い光局在性は、酸化物半導体表面上での生体分子(抗原・抗体)反応のSPR観測を可能にした。