2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[10a-M112-1~6] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

2019年3月10日(日) 10:00 〜 11:30 M112 (H112)

富田 英生(名大)

10:45 〜 11:00

[10a-M112-4] 超長時間アニール後の Si 微細穴 X 線光学系の鏡形状評価

伊師 大貴1、江副 祐一郎1、石川 久美2、沼澤 正樹1、藤谷 麻衣子1、大坪 亮太1、福島 碧都1、鈴木 光1、永利 光1、湯浅 辰哉1、金森 義明3、大橋 隆哉1、満田 和久2 (1.首都大、2.JAXA 宇宙研、3.東北大)

キーワード:MEMS 技術、X線光学系、高温アニール

我々は MEMS 技術を応用した独自の超軽量X線望遠鏡を開発している。厚み 300 μm の薄い Si 基板に幅 20 μm の微細穴を多数開け、その側壁を高温アニールで平滑化した後、X線反射鏡として利用する。これまで角度分解能に課題があり、>100 μm スケールの鏡形状を改善する必要があった。そこで高温アニールのプロセス時間を従来の 10時間から 100時間に伸ばし、各アニール時間における鏡形状の変化と角度分解能を評価した。本講演では、超長時間アニール後の性能評価について報告する。