2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[10a-M112-1~6] 2.3 放射線応用・発生装置・新技術

2019年3月10日(日) 10:00 〜 11:30 M112 (H112)

富田 英生(名大)

11:15 〜 11:30

[10a-M112-6] 二次電子制動輻射計測により得られる陽子線画像を用いた機械学習によるブラッグピークのずれの推定

山口 充孝1、長尾 悠人1、河地 有木1 (1.量研高崎研)

キーワード:粒子線がん治療、二次電子制動輻射、機械学習

PHITS を用いたモンテカルロシミュレーションにより、二次電子制動輻射計測により得られる陽子線画像を入力とした、機械学習によるブラッグピークずれの推定手法を検討した。ランダムに配置した空気球を内部に持つ水ファントムに 139 MeV 陽子線を入射し「陽子線画像」と「ブラッグピークのずれ」のペアを6400個作成後、重線形回帰分析を行った。結果、分散が小さくかつ予測性能の高い予測モデルが得られた。