[10a-M116-1~8] 3.1 光学基礎・光学新領域

[10a-M116-1] モンテカルロ顕微鏡：提案と実証

〇河田 聡¹ (1.ナノフォトン（株）)

キーワード：走査顕微鏡、ラマン散乱顕微鏡、画像形成

確率論・確率過程論に基づく走査顕微鏡を発案した。人が非常に大きな地図を見て知らない場所を探し出したり、動物が広範なエリアから獲物を見つけだす手法に類似しており、最も効率的に最も短い時間で、広い面積の画像を得ることができる。第1階層では確率論に従い走査点を決め、第2階層では確率過程論に従い走査を拡散させ、第３階層では情報エントロピーを規範として拡散領域を制限する。ラマン顕微鏡に適用した結果を示し、従来法と比較を行う。