[10a-M135-1~11] 3.6 超高速・高強度レーザー

[10a-M135-1] アト秒位相干渉分光に向けた極端紫外干渉光学系の構築

〇増子 拓紀¹、千菅 雄太^1,2、浅賀 浩司^1,3、西川 正³、片山 郁文²、武田 淳²、小栗 克弥¹、後藤 秀樹¹ (1.NTT物性基礎研、2.横浜国立大、3.東京電機大)

キーワード：アト秒科学、高強度物理、超高速物理

我々は過去の研究において、極端紫外アト秒パルスを用いた過渡吸収分光により、固体電子系におけるペタヘルツ級の電子振動の観測に成功した。損傷閾値の制限がある固体媒質において、さらなる電子ダイナミクスの高感度検出を図るためには、位相干渉を利用した分光法の適用がより望ましい。本研究では、極端紫外アト秒位相干渉分光に向けた高安定の干渉光学系を構築したので報告する。