[10a-M136-1~9] CS.1 3.2 材料・機器光学、12.3 機能材料・萌芽的デバイスのコードシェアセッション

△ [10a-M136-4] キラルπ共役ポリマーマイクロ球体共振器からの円偏光発光

〇大木 理¹、Kulkarni Chidambar²、Meskers Stefan C. J²、Meijer E. W²、佐々木 史雄³、Lin Zhan-Hong⁴、Huang Jer-Shing⁴、山本 洋平¹ (1.筑波大数理物質、2.アンイントホーフェン工科大、3.産総研、4.ライプニッツ光技術研究所)

キーワード：円偏光発光、WGM光共振器、自己組織化

キラルもしくはアキラルな側鎖を有するπ共役ポリマーの自己組織化によるマイクロ球体光共振器を作製した。形成したマイクロ球体の分散液は巨大なg_lum値(|g_lum| = 0.2)の円偏光発光を発現した。また、球体1粒子は、WGM光共振器として機能することを見出した。光閉じ込め効率(Q値)の詳細な検討により、円偏光発光特性が高い球体ほど、共振器特性が低下する傾向があることを見出した。