2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 光計測技術・機器

[10a-PA2-1~11] 3.8 光計測技術・機器

2019年3月10日(日) 09:30 〜 11:30 PA2 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[10a-PA2-11] コヒーレントライダを用いた波長1.5μm での水面反射信号の分析

伊藤 優佑1、今城 勝治1、吉岐 航1、柳澤 隆行1、勝又 徳也1 (1.三菱電機(株))

キーワード:コヒーレントライダ

これまでに開発を行ってきた風計測ライダでは大気中にレーザ光を照射し、エアロゾルによる反射光を解析することで風向風速を測定する。今回は本装置による水流計測への適用を検討する。従って、本適用においてはターゲットが水面となる。高感度受信の観点からコヒーレント送受信方式を採用するが、ビーム拡がりはμrad オーダと小さく、入射角が大きい場合には正反射光の受信が困難となる。ここでは、基礎検討として垂直入射で正反射光を受光する系によりドップラ信号検出実験を実施したので報告する。