[10a-PA4-1~10] 9.1 誘電材料・誘電体

△ [10a-PA4-2] (K, Na)NbO₃-BiAlO₃系強誘電体の強誘電特性、結晶・電子構造の組成依存

〇平沢 良明¹、石田 直哉¹、北村 尚斗¹、井手本 康¹ (1.東理大理工)

キーワード：結晶構造

ニオブ酸カリウムナトリウム(KNN)は有望な非鉛代替材料と考えられている。しかし、KNNは難焼結性であることが問題であり、特性と結晶構造の関係についても未解明な部分が多い。そこで本研究では、(K_0.45Na_0.55)NbO₃にBiAlO₃の固溶量を変化させた試料について、焼結時にスパークプラズマ焼結(SPS)を用いることにより緻密な焼結体の作製を試みた。また、放射光X線回折を用いた結晶・電子構造解析を行うことで、固溶による強誘電特性への影響を明らかにすることを目的とする。