2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

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[10a-PA5-1~29] 11 超伝導(ポスター講演)

2019年3月10日(日) 09:30 〜 11:30 PA5 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[10a-PA5-20] 磁気顕微法によるホットプレス(Ba, K)Fe2As2銀シース線材の磁束クリープ特性評価

呉 澤宇1、東川 甲平1、井上 昌睦2、黄 河3、姚 超3、馬 衍偉3、木須 隆暢1 (1.九大、2.福工大、3.中国科学院)

キーワード:鉄系超伝導、磁気顕微鏡、局所臨界電流分布

鉄系超伝導体は異方性が小さく、高い上部臨界磁場持つなど優れた物性を有している。さらに、122系は前駆体作製が安価で、powder-in-tube (PIT)で比較的簡便に線材化できることから、高磁場マグネット用線材として大きな可能性を有する。しかしながら、Ba-122線材における熱擾乱の影響や電流輸送特性の急峻さなど、実用上重要となる特性が充分に解明されていない。本研究では、磁界中の磁化緩和計測によってBa-122銀シース線材の磁束クリープ特性について調べると共に、電界電流(E-J)特性を導出した。