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[10a-S321-12] 近赤外応力発光体を利用した生体内力学情報のセンシング
キーワード:近赤外応力発光体
近赤外線(800-1400nm)は、他波長領域の光に比べると透過性が非常に高いという特徴があり、生体の窓として利用されている。現在生体センシングへの応用領域において、近赤外応力発光体が活用されており、今後の応用は各方面から期待されている。本研究では、近赤外応力発光体Sr3Sn2O7:Nd3+に関して、応力発光特性の評価を行う。また、生体内の力学情報をイメーシングするため、生物組織に対する近赤外応力発光材料の透過性を調べ、ヒトの血しょうと近い無機イオン濃度を有する水溶液を擬似体液(SBF)を使い、擬似体液中での長期的安定性について検討し、生体内の応力分布の可視化の最新進展を報告する。