2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[10a-S421-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2019年3月10日(日) 09:00 〜 12:15 S421 (S421)

竹原 宏明(東大)、竹内 俊文(神戸大)

11:15 〜 11:30

[10a-S421-9] 相変化材料を用いた温度制御によるRPA核酸検出

WU WEIDONG1、Rathore Himankshi1、Phan Tue1、Biyani Manish1、Takamura Yuzuru1 (1.北陸先端大)

キーワード:リコンビナーゼポリマラーゼ増幅法、相変化物質、核酸の検出

核酸の検出は、感染症の診断などの領域で重要な役割を果たしている。PCR法などの増幅法が用いられ、比較的電気消費量の大きな機器を必要とするが、しばしば給電設備のないような地域でも必要とされる。そこで本研究は40℃付近の比較的低温での恒温増幅法であるリコンビナーゼポリマラーゼ増幅法と、相変化物質による温度制御法を組み合わせ、電気による温調がなくても高感度な核酸検出が可能なデバイスの作成を試みたので報告する。