2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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コードシェアセッション » 【CS.7】7.4 量子ビーム界面構造計測、9.5 新機能材料・新物性のコードシェアセッション

[10a-S423-1~11] CS.7 7.4 量子ビーム界面構造計測、9.5 新機能材料・新物性のコードシェアセッション

2019年3月10日(日) 09:00 〜 12:00 S423 (S423)

清水 智弘(関西大)、白澤 徹郎(産総研)

09:15 〜 09:30

[10a-S423-2] Auアレイ上増大場のRCWAによるシミュレーション

鈴木 裕史1、工藤 蓮太郎2 (1.弘前大院、2.弘前大)

キーワード:Auナノ粒子アレイ、厳密結合波解析

金属ナノ粒子配列付近に堆積した分子による赤外吸収が著しく増大する現象を表面増大赤外吸収(SEIRA)という。この現象について我々は過去に様々な研究を行い、増大率が粒子の間隔/サイズ比に依存することを発見し、Square Columnar Model (SCM)増大機構で説明されることを明らかにした。さらに、膜内の電場に関してはSCMとRCWAの結果が一致することを明らかにし、 ナノ粒子配列膜外の増大減衰場をRCWAにより確認した。今回はこの減衰場とナノ粒子配列膜内の増大場との関連をRCWAにより検証する。