[10a-S423-1~11] CS.7 7.4 量子ビーム界面構造計測、9.5 新機能材料・新物性のコードシェアセッション

[10a-S423-6] コバルトフタロシアニンシートの合成と構造

〇大倉 秀亮¹、萩原 政幸²、木田 孝則²、澤田 祐也²、鎌田 憲彦¹、本多 善太郎¹ (1.埼玉大院理工、2.阪大先端強磁場)

キーワード：フタロシアニン、磁性、二次元物質

金属フタロシアニンシート（MtPPc）は均一分散した金属を含んだ窒化炭素系2次元物質であり、スピントロニクス材料としての応用が期待されている。これまでに我々はシアノフタロシアニンを原料とすることで高結晶性CuPPcが合成できることを明らかにした。そこで今回我々は合成が難しいとされるCoPPcの合成を同方法により試み、その構造を電子顕微鏡で直接観測することに成功したので報告する。