[10a-W242-1~6] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[10a-W242-6] シリコン量子ドット-タンパク質間相互作用によるプロテインコロナ形成

〇井上 飛鳥¹、杉本 洋蔵¹、杉本 泰¹、藤井 稔¹ (1.神戸大院工)

キーワード：量子ドット、シリコン、ナノ粒子

シリコン量子ドットは生体親和性ナノ蛍光材料であり、従来の蛍光色素に替わる蛍光プローブとしての応用が期待されている。ナノ粒子を生体内に注入すると、タンパク質と相互作用をおこしプロテインコロナが形成されることが知られているが、Si量子ドットのプロテインコロナ形成の報告は殆どない。本研究では、Si量子ドットとアルブミンによるプロテインコロナ形成及びそれがSi量子ドットの発光特性に及ぼす影響について調べた。