2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[10a-W321-1~10] 23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」

2019年3月10日(日) 09:00 〜 11:45 W321 (W321)

辻野 賢治(東京女子医大)、沓掛 健太朗(理研)

09:00 〜 09:15

[10a-W321-1] ベイズ統計を用いた客観的な電気化学インピーダンススペクトル解析

〇(B)宮崎 優1、安尾 信明2、渡邊 佑紀1、中山 亮1、清水 亮太1,3、西尾 和記1、安藤 康伸4、関嶋 政和2,5、一杉 太郎1 (1.東工大物質理工、2.東工大情報理工、3.JSTさきがけ、4.産総研、5.東工大科創院)

キーワード:電気化学インピーダンス法、ベイズ統計

電気化学インピーダンス法は電気化学反応系を等価回路モデルに置き換えて解析し、電気化学反応の知見を得ることができる重要な手法である。しかし、従来の非線形最小二乗法による解析では等価回路モデルと初期パラメータを研究者の主観で与えており、客観性に欠けていた。そこで本研究では、ベイズ統計の理論でモデルの妥当性を評価することで、客観的に等価回路モデルを選択し、同時にパラメータを推定する手法の開発を試みた。