2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

22 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」 » 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

[10a-W371-1~12] 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

2019年3月10日(日) 09:00 〜 12:15 W371 (W371)

塩見 淳一郎(東大)、馬場 寿夫(JST)

11:15 〜 11:30

[10a-W371-9] 単層カーボンナノチューブ水平配向膜の熱伝導異方性評価

山口 信義1、小宅 教文1、児玉 高志1、小松 夏実2、Weilu Gao2、河野 淳一郎2、塩見 淳一郎1 (1.東大院工、2.ライス大)

キーワード:カーボンナノチューブ、熱異方性

エレクトロニクスにおける発熱密度の増加に伴い、熱異方性材料の開発が求められている。単一のカーボンナノチューブ(CNT)は高アスペクト比および高熱伝導率を有しており、これを配向した材料は高い熱伝導率/熱異方性を示すと期待される。最近、高い密度/配向度を持ったCNT水平配向膜が報告されたため、本研究ではこの材料について配向軸と平行および垂直な方向の熱伝導率をそれぞれ測定し、熱特性を明らかにした。