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[10a-W621-8] ナノギャップ金ナノ粒子二量体を用いたDNA塩基表面増強ラマン散乱
キーワード:表面増強ラマン散乱、金ナノ粒子二量体、プラズモニクス
本研究では、カルボン酸末端アルカンチオールまたはビスフェニルホスフィン二カリウム塩二水和物(BSPP)を使用して、非常にギャップ間隔が狭い金ナノ粒子二量体を作製し、DNA塩基の表面増強ラマン散乱光の検出に試みた。本研究の目的としては、①簡便な二量体作製と粒子間距離制御の実現②1nm以下の粒子間距離を有した二量体の作製③単一DNA塩基ラマン散乱光の検出④液中の金ナノ粒子二量体からの迅速なラマン測定の4つである。