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[10p-M111-8] 発光特性改善のための量子ドット表面修飾
キーワード:量子ドット、蛍光体、光励起電子移動
実用化が進む量子ドット蛍光体は、一層の耐久性向上とカドミウムフリー化という2つの課題に直面している。粒子の材料自体も重要であるが、サイズ的に表面露出原子の比率が高く、粒子表面の修飾が発光特性を大きく左右する。講演では、I-III-VI半導体量子ドットのバンド端発光を実現したことと合わせ、電子移動を利用した表面状態評価法に関する研究成果を紹介し、同材料の研究における表面・界面化学の重要性に触れる。