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[10p-M112-6] フーコーナイフエッジと拡散板を用いたX線微分位相結像
キーワード:X線、顕微鏡、位相
ゾーンプレートX線顕微鏡において、ゾーンプレート後焦点位置で露光中にナイフエッジを走査することで、微分位相像を得ることができる。本研究では、拡散板によって入射X線をわずかに振ることで、エッジを固定してもエッジ走査と同様の効果が得られないか検討を行った。7keVでの結像実験では、エッジを固定して拡散板を挿入すると、拡散板が無いときと比較してわずかに微分位相像のコントラストが変化することが観察できた。