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[10p-M113-13] τ相の相安定に対する磁場効果
キーワード:強磁場、Mn-Al、状態図
強磁性Mn-Al(τ相)は永久磁石材料として注目されているが、非平衡相であるため単相合成困難である。一方で、磁場により安定化が可能であることがすでに報告されている。τ相を平衡相にするために、分子場計算により得られたゼーマンエネルギー を、CALPHAD法で計算されたτ相の自由エネルギーに加えることで、Al-Mn磁場中状態図の計算を行い、1000 Tにおいて平衡相として状態図上に現れることを明らかにした。