[10p-M116-1~22] 9.1 誘電材料・誘電体

[10p-M116-11] 100^oC以下でのBaTiO₃セラミックスの作製と誘電特性評価

〇(M2)村上 涼子¹、上野 慎太郎¹、藤井 一郎¹、和田 智志¹ (1.山梨大院)

キーワード：誘電体

BaTiO₃は代表的な誘電材料であり積層セラミックコンデンサの主原料として用いられている。我々は電極となる金属種にとらわれずにMLCCを作製する新たな手法として、200^oCの低温液相中において緻密なセラミックスを作製するソルボサーマル固化法を提案し、高い相対密度を持つBTセラミックスを作製することに成功している。そこでより低温でのBTセラミックスの作製を目指し、反応性を高めるため出発原料により小さなTiO₂粒子を用いることにした。