[10p-PA4-1~7] 13.6 ナノ構造・量子現象・ナノ量子デバイス

[10p-PA4-2] 局在表面プラズモンによる半導体ナノ粒子の発光増強効果

〇楢崎 友城¹、金 大貴¹ (1.大阪市大院工)

キーワード：局在表面プラズモン、半導体ナノ粒子、layer-by-layer法

局在表面プラズモンによる発光増強効果において、半導体ナノ粒子の光吸収率の増大効果に着目した。Agナノ粒子とCdSナノ粒子の積層構造をlayer-by-layer法で作製し、Agナノ粒子の局在表面プラズモンエネルギーに対し、CdSナノ粒子の吸収エネルギーを変化させることで吸収に対する共鳴効果を調べた。ナノ粒子間距離をポリマー層で制御することで、CdSナノ粒子の発光強度が大きく変化する結果が得られた。