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[10p-PA6-2] 多孔質様銀パイプと平面形状膜の複素屈折率の測定とSEM及びTEM観察
キーワード:銀パイプ、複素屈折率、多孔質様構造
外径490nm、肉厚50 nm程度の銀パイプを作成し、波長660nmのレーザー光による光散乱光測定により銀パイプの複素屈折率を求めたところ、いわゆるバルク値とは異なる値が得られた。銀平面形状膜も作成し、FESEMで観察し両者を比較したところ、パイプは多孔質様構造になっていると推察されたが、平面膜は銀微粒子のサイズが大きいが隙間みられなかった。TEMによる別のサンプルパイプの断面画像からは多孔質様構造になっていることがわかった。