2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[10p-PB2-1~13] 3.9 テラヘルツ全般

2019年3月10日(日) 13:30 〜 15:30 PB2 (武道場)

13:30 〜 15:30

[10p-PB2-6] フェムト秒パルス励起による傾斜構造PPLNからの側面THz波発生

浜崎 淳一1、小川 洋1、関根 徳彦1、笠松 章史1、寳迫 巌1 (1.情通機構)

キーワード:テラヘルツ波、PPLN、フェムト秒パルス励起

PPLNは、分極反転構造を設計することにより位相整合条件を制御することができる。今回我々は、分極構造を特定の角度に斜けることで、発生するTHz波の方向がPPLNデバイスの側面方向になるよう設計した。この利点は、THz波がサンプル側面から即放射するため、サンプル内でのTHz波の吸収を抑えられることである。傾斜構造PPLNをフェムト秒パルスで励起し、サンプル側面から発生したTHz波をボロメーターで検出した。