2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

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[10p-PB5-1~55] 17 ナノカーボン(ポスター)

2019年3月10日(日) 16:00 〜 18:00 PB5 (武道場)

16:00 〜 18:00

[10p-PB5-14] カーボンナノチューブにおけるラマン散乱強度の環境効果

〇(B)栃本 祥吾1、矢島 史彬1、島 龍之介1、稲葉 工1、清水 麻希1、本間 芳和1 (1.東理大理)

キーワード:カーボンナノチューブ、ラマン散乱

単層カーボンナノチューブ(Single-walled Carbon Nanotube:SWCNT)は原子層一層の物質であるため,基板上に存在する場合と架橋した場合でラマン散乱強度が変化する.しかし,その明確な原因はいまだ解明されていない.本研究ではライン&スペース構造のSiO2基板上に架橋SWCNTを成長しラマン測定を行うことで、基板接触がラマン散乱に及ぼす影響を評価した.その結果,架橋部においても基板から数μmまで基板の影響がラマン散乱強度に現れることが明らかになった.