[10p-S421-1~9] 12.7 Biomedical Engineering and Biochips

[10p-S421-9] Nanoscale Analysis of light emission distribution of grating-coupled surface plasmon resonance biosensor by super-resolution microscope

Naohide Wakita¹, Noriko Shimba¹, 〇Takashi Kanno¹, Hiroto Yanagawa¹, Emina Ikeuchi¹, Tatsuro Kawamura¹, Masahiko Shioi¹, Kouhei Tsumoto² (1.Panasonic Corp., 2.Tokyo Univ.)

Keywords:biosensor, super-resolution microscope, Fluorescence

我々は格子結合型プラズモニック基板上でサンドイッチアッセイにより蛍光標識したインフルエンザ核タンパク（NP）を検出するバイオセンサを開発してきた。このようなバイオセンサでは、ナノ構造体上での抗体分子の分布が、S/Nに直結する重要な情報であり、表面増強ラマン散乱で観測した例はあるが、蛍光で観測した例はない。今回、染色細胞等の観察で使われている超解像顕微鏡を用いてアッセイ後の標識抗体の発光を観察し、局在表面プラズモン共鳴により増強されたナノレベルの発光分布を可視化することに成功したので報告する。