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[10p-S422-11] ASE光源を利用した連続値乱数発生器
キーワード:自然放出、乱数、ノイズ
連続値乱数発生器としてASE光源を評価する。自然放出光の集まりであるために位相はランダムであり、この性質を利用する。また、通常の位相測定が干渉計と出力光波長の精密制御が必要であるのに対して、ASE光は広帯域であるために干渉条件がほぼ均等に満たされて精密制御が不要になる点で有利であり、測定系が簡素化される。自己相関とNIST SP800-22により評価した結果、十分な乱雑度を得た。