2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.3 情報フォトニクス・画像工学

[10p-W331-1~14] 3.3 情報フォトニクス・画像工学

2019年3月10日(日) 13:45 〜 18:00 W331 (W331)

山東 悠介(大阪府産技研)、最田 裕介(和歌山大)、谷田 純(阪大)

14:00 〜 14:15

[10p-W331-2] スペックル照明内視鏡用ファイバ光学プローブの検討

〇(M1)大久保 享一1、片桐 崇史1、松浦 祐司2 (1.東北大工、2.東北大医工)

キーワード:内視鏡、光ファイバ、圧縮センシング

現在,蛍光ナビゲーションが次世代の内視鏡診断技術として注目を集めている.蛍光内視鏡の開発では, 先端部に蛍光像観察用の光学部品が密集することから太径化が問題となる.先行研究では,ランダムなスペ ックル構造を有する励起レーザ光を蛍光観察用の照明として利用することにより,細径かつ高感度の蛍光分光内視鏡が実現可能であることを示した.本報告では,提案する内視鏡システムの照射・検出用としてマルチモードファイバ(Multi-mode fiber: MMF)に内視鏡用レンズを付加した光ファイバプローブを検討し,従来のファイバスコープへ実装した際の課題について考察する.