2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[10p-W331-1~14] 3.3 情報フォトニクス・画像工学

2019年3月10日(日) 13:45 〜 18:00 W331 (W331)

山東 悠介(大阪府産技研)、最田 裕介(和歌山大)、谷田 純(阪大)

14:30 〜 14:45

[10p-W331-4] スーパーコンピュータを用いた光線-波面変換に基づく大規模ホログラフィック・ディスプレイの並列計算

〇(B)柿沼 建太郎1、五十嵐 俊亮1、中村 友哉1,2、松島 恭治3、山口 雅浩1 (1.東工大工、2.JST さきがけ、3.関西大)

キーワード:ホログラフィ、コンピューター・グラフィックス

計算機合成ホログラム(CGH)に基づく3Dディスプレイは人間の奥行き知覚要因を全て満足するが、その生成には莫大な計算コストを要する。中でも質感の表現に優れた光線-波面変換に基づく手法において、大規模CGHの並列計算は未実装であった。今回我々はスーパーコンピュータを用いての並列計算を実現し、その結果並列数に比例した、およそ22.5倍の高速化に成功した。