[10p-W331-1~14] 3.3 情報フォトニクス・画像工学

△ [10p-W331-5] ホログラム光学素子と分散補償投影系を用いたフルカラー虚像表示

〇(M1)渡辺 史顕¹、中村 友哉^1,2、虎島 史歩¹、五十嵐 俊亮¹、木村 真治^1,3、油川 雄司³、山口 雅浩¹ (1.東工大工、2.JST　さきがけ、3.NTT　ドコモ)

キーワード：ホログラフィ、遠隔コミュニケーションシステム、ホログラフィック光学素子

これまで我々のグループでは，オフアクシスミラー機能を有するホログラム光学素子(以下，HOE)を用いた目線の合う双方向映像通信システムを研究してきたが，フルカラー化は未達成であった．本研究ではフルカラー化の際の障害となっていた，投影画像のボケと位置ずれを同時に解決するような光学システム設計を提案する．実験ではボケ補償の効果とフルカラー虚像表示の実現が確認した．