[10p-W621-1~17] 3.12 ナノ領域光科学･近接場光学

[10p-W621-10] クレブシュ双対場の量子化によるドレスト光子モデルの導出

〇佐久間 弘文¹、小嶋 泉¹、大津 元一¹ (1.ドレスト光子)

キーワード：ドレスト光子、クレブシュ双対場、マヨラナスピノール場

これまでの研究において、量子場の相互作用の記述には時間的及び空間的運動量の双方が必須という知見に基づき、空間的運動量の基本モードとしての古典的クレブシュ双対（CD）場を導入した。今回の報告では、CD場の構築に際して天下り的に導入した仮定が、CD場を空間的なマヨラナスピノール場を用いて量子化すると、その仮定も自然な形で説明し得るという事を示して、最後に量子化されたドレスト光子の描像を簡単に紹介する。