16:00 〜 16:15
[10p-W621-9] ドレスト光子による作用積分の増強とフォトンブリーディング
キーワード:フォトンブリーディング、ドレスト光子、非線型光学
発光してほしい波長の光を照射しながらキャリア電流を流してアニールするフォトンブリーディング(PB)により間接遷移型半導体を発光デバイス,磁気光学デバイスにできる.本講演はその理論的記述を目指す.そのためにスカラー・ベクトルポテンシャルを対等に扱う応答理論をハイゼンベルグ描像で用い,物質中に内在する電磁場:ドレスト光子(DP)も原因と考える.PBにかかわる非線型効果は,次の条件が揃うことで顕現する:
1. 電荷密度・電流密度演算子の非可換性が有効に働くこと,
2. TOフォノン振幅のPBによるキャビティでの増大,
3. TOフォノンの自己相互作用を強調する非共鳴条件.
1. 電荷密度・電流密度演算子の非可換性が有効に働くこと,
2. TOフォノン振幅のPBによるキャビティでの増大,
3. TOフォノンの自己相互作用を強調する非共鳴条件.